キートン山田さん引退のニュースが飛び込んできました。
キートン山田さんといえば、「ちびまる子ちゃん」のナレーション
「後半へ続く」に代表されるナレーションは、
日本人ならだれでも一度は耳にしたことがあるフレーズでしょう。
普通っぽいのに独特の世界観があって、
国民的ナレーターとも言えるキートン山田さんの
気になる引退の真相と、後任について徹底調査をしてみました。
- キートン山田さんの引退時期
- キートン山田さん引退の真相
- キートン山田さんの後任候補
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プロフィール
まずはキートン山田さんのプロフィールについて調査しました。
キートン山田 プロフィール
本名 | 山田 俊司(やまだ しゅんじ) |
生年月日 | 1945年(昭和20年)10月25日 |
血液型 | A型 |
出身地 | 北海道三笠市 |
所属事務所 | リマックス |
趣味 | マラソン(2004年から) |
出演 | アニメ 「一休さん」足利義満 「宇宙海賊キャプテンハーロック」大山トチロー 「ドラゴンクエスト」ヤナック 「ミスター味っ子」ウェッキーひとし 「笑ゥせぇるすまん」浦成平一 「ゲッターロボ」神隼人 「聖闘士星矢」リュムナデスのカーサ 「銀河英雄伝説」キャゼルヌ 「ちびまる子ちゃん」ナレーション 「MASTER キートン」ナレーション ドラマ 「動物のお医者さん」ナレーション 「ヒモメン」ナレーション バラエティ 「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ナレーション 「ポツンと一軒家」ナレーション |
キートン山田さんは、昭和63年の高校卒業後、就職のため上京されました。
建設会社勤務をしながら、俳優を目指して劇団にも所属。
退職後に、アルバイトをしていたスナックで常連だった柴田秀勝さんから
声優専門のプロダクションへスカウトされ、創立したばかりの「青二プロダクション」へ預かり所属。
30歳にしてやっと「一休さん」の将軍さま役で初レギュラーに起用され、
昭和50年代のアニメブームにおいて声優として活躍されました。
しかし、ブーム終焉とともに仕事がなくなりサラリーマンへ戻ろうと考えたこともあったとか。
「食べていくためには何でもやった」ともコメントされており、
その時期は3人の子供を養いながら様々な仕事をされたそう。
その後、昭和53年に事務所の反対を押し切って
芸名を本名の「山田俊司」から「キートン山田」へ改名。
意欲的にナレーターにも取り組んで現在の地位を築きました。
「ちびまる子ちゃん」に巡り合ったのは、仕事がなくて困っているときだったそうで、
キートン山田さんにとって、転機になった作品だそうですよ。
2014年声優アワード「功労賞」を受賞。
ちなみに、芸名の「キートン」の由来は、
ギリシャ語の「キトーネ」にちなんだとか、
子供の頃に「聞いとんのか山田」と言われたのをもじったとか、
米喜劇役者の「バスター・キートン」にあやかったとか、
いくつかのエピソードが語られているようです。
引退の真相
キートン山田さんの引退は、
引退した後にこそ、多くの人がキートン山田ロスになりそうだなと思います。
それくらい馴染みのあるナレーターですよね。
そんなキートン山田さんの引退の真相が気になります。
表現としては「キートン山田さんが、ちびまる子ちゃんを卒業」とされていますが、
キートン山田さんご本人の申し出による卒業で、
声優業自体を引退することを表明されているそうです。
引退理由はなんでしょう。
「ちびまる子ちゃん」引退に寄せられたご本人のコメントは
・・・・・・・・・・スタッフの皆さん、・・・・・・・・・・キャストの皆さん、・・・・・・・・・・・そして『ちびまる子ちゃん』ファンの皆さん、ありがとうございました!!
キートン山田さん本人のコメント
番組はまだまだ「後半へつづく」 のである。
特に理由などは述べられていません。
ただ、最近声に張りがないと感じていたファンもいることから、
声の老化を実感し、高いプロ意識から、
ご本人の納得がいくレベルを維持出来ないと感じたための判断かもしれません。
もしくは
声の衰えとともに、
32歳年下の奥様と、プライベートな時間を大切にした生活へシフトされたいと思われたかもしれませんね。
徹底調査を試みましたが、ハッキリとした真相は判明しなかったものの、
事務所や番組などとも、「円満」であったことは確実といえそうです。
最終放映日は?
キートン山田さんの代名詞とも言える「ちびまる子ちゃん」は
2020年の今年、放送開始30周年を迎えました。
キートン山田さんは、1990年の放送開始時から
30年以上の長きにわたって「ちびまる子ちゃん」ナレーションを務めました。
「後半へ続く」や「最もな意見である」などの名言を残してきたキートン山田さん。
その最終放映日はいつなのか、気になりますよね。
それは・・・
2021年3月28日(日)18時からオンエアだそうです!
しかも、この日の放送は、
スタッフやキャスト一同の
「涙のお別れではなく、笑顔で送り出したい」という思いを汲んで、
キートン山田さんへの感謝を込めた「変わらない日常、でも特別な1日」の30分になるそう。
いかに周囲の関係者に惜しまれながらの卒業であるかが伺い知れますね。
現在コロナ禍で、休日も家で過ごす人が増えていますから、
この日の視聴率はものすごいことになりそうです。
後任予想を調査
「ドラえもん」「聖闘士星矢」「キャプテン翼」「クレヨンしんちゃん」などに代表される
国民的アニメにおける声優さんの世代交代は、
もはや避けて通れなくなっていますよね。
その度にお決まりのように後任予想も繰り広げられます。
声優さんが交代すれば、
馴染みのあったキャラクターが別物になってしまうこともありますから、
今回キートン山田さんはキャラクターではなくナレーションということで
一見影響が少なさそうと感じる方もいるかもしれませんが、
キートン山田さんのナレーションが
「ちびまる子ちゃん」にもたらしている独特の世界観って、
キャラクター以上に重要だと思います。
「目で見えるキャラクターの声」ではなく、
「声だけの存在」ですから・・・
今回のキートン山田さん引退でも、
早速、後任予想がネットで話題になっています。
そこで、キートン山田さんの後任予想についても、徹底調査を試みました。
キートン山田さんといえば、
あたたかみのある声とのんびりした口調で鋭いセリフを繰り出す、
独特のユニークな個性がありますから、
「ちびまる子ちゃん」ナレーターの後任選びも難航しそうです・・・
結論は、
声質優先で似た声を探すのか、独特の雰囲気を優先するのかによって、
選択肢が変わってくる気がしますね。
声質優先だと、交代したての違和感は少ないけれど物足りないと感じそうだし、
雰囲気優先だと、はじめは違和感が避けられないけれど徐々にシックリくるという結果になりそう。
個人的には長い目で見ると、後者の方が良いと思いますが、
交代したての賛否両論が避けられないリスクが懸念されますね。
山寺宏一さん
声優界の大御所、山寺宏一さんを推す声が多数聞かれています。
「アラジン」のジーニーをアニメ版に続き実写版でも務めたことや、
「神谷明さん以外ありえない!」と思われていた、
「シティハンター」の主役・冴羽獠で実写版を演じるも、
大絶賛され、「さすが山ちゃん」と評判に・・・
山寺宏一さんはもはや声優界のレジェンドですよね。
もし山寺さんが後任を務められたら、
「似てる」「似てない」の前に、「さすが山ちゃん」といった仕上がりになりそうです。
内田直哉さん
内田さんはもともとミュージカルで活躍され、
1996年ころから声優を中心とした活動をされています。
これまでも大塚周夫さん、野沢那智さん、村上國夫さん、
納谷六郎さんなどの後任として活躍をされているんですね。
さすがミュージカルで活躍されていただけあって、
腹から出た響きのある良い声をされています。
ご存知ない方のために、ご本人の声が確認できる動画を探してみました。
キートン山田さんと雰囲気は違いますが、
豊富な芸歴や経験を生かした良いナレーションをしてくれそうですね。
茶風林さん
茶風林さんは言わずと知れた、
「サザエさん」の二代目波平さんや、「名探偵コナン」の目黒警部をされている声優さんです。
「ちびまる子ちゃん」でも永沢くんとヒデじいを務められています。
すでにちびまる子ちゃんに出演されていることや、波平さん以外でも、
内田さん同様様々な声優さんから持ち役を引き継いた経験をお持ちです。
声の持つ雰囲気的にはキートン山田さんと似ていらっしゃいますし、
すでに「ちびまる子ちゃん」に出演されていて、
「ちびまる子ちゃんの世界観」を深く理解されているでしょうから、
もしかすると結構有力な候補かもしれません。
杉田智和さん
杉田智和さんを予想する声も多く聞かれました。
杉田さんは1980年生まれで、他の公認候補と比べてだいぶ若いですね。
「銀魂」の坂田銀時や「ジョジョの奇妙な冒険」のジョセフとして知られています。
キートン山田さんとはだいぶ雰囲気が異なりますが、
落ち着いて渋い低めの声がカッコいいですね。
個人的には、声がかっこよすぎて、
「ちびまる子ちゃん」の世界観に馴染むイメージが出来ませんが、
そこはプロの声優さんですから、
もし杉田さんが後任になったら、今までにない一面を見せてくれるかも知れませんね。
掛川裕彦さん
最後の候補者は掛川さんです。
【青二クイズ!この声だーれだ?】#青二クイズ#青二プロダクション50周年 pic.twitter.com/gP9xktEWYM
— 青二プロダクション【公式】 (@aoni_official) September 10, 2019
掛川裕彦さんは、早稲田大学卒業後、
地方公務員と会社員を経て声優に転向した異色の経歴をお持ちです。
茶風林さんと同じく「ちびまる子ちゃん」では戸川先生役でおなじみで、
「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」や「世界まる見え!テレビ特報部」などで
ナレーターとしての経験が豊富なことや、
声質から醸し出す年代的にも違和感が少ないことから、
かなりの有力候補といえるかもしれませんね。
まとめ
キートン山田さんの引退は、
病気などではなく、ご本人の申告による円満な卒業でした。
国民的ナレーターの引退はさみしいですが、円満であることが救いですね。
公認に関しては、公式発表としては
「オーディションにより決定する」とされていますが、
個人的には、調査の結果、すでに「ちびまる子ちゃん」へ出演歴があり、
世界観の理解、キートン山田さんのお仕事を間近で見られていた
茶風林さんか掛川裕彦さんが有力候補と予想しています。
きっと最善な方が決まって、決まった方も全力を尽くされることでしょう!