コロナの影響で発酵食品が注目されましたよね。
そんな発酵食品を手作りするのに、超オススメのツールがあります。
それが、ASK株式会社の「いきいきペール」
私は今現在「いきいきペール」を愛用して3年位です。
その間、もう何度も追加購入しています。
はじめて興味を持ったときに、
「いきいきペール」について、いろんなブログで紹介されているけれど、
少し怪しい感じがしてしまったり、
販売店関係以外できちんとまとめられている情報が見つからなくて、
購入するまで、半年くらい迷っていました。
今回は、そんないきいきペールについて、
色々と調べてきた情報を、まとめてみました。
興味を持っている方の参考になれば幸いです。
- いきいきペールとは
- それぞれのサイズと使用感
- 色々な用途
- 使い方の注意点
抗酸化溶液とは?
いきいきペールには、
ASK株式会社の取締役・會田伸一さんが開発した
抗酸化溶液という特殊な酵素が使用されています。
製造過程で、原料の中に抗酸化溶液を混入することで
いきいきペールの中は、物質の腐敗の原因となる酸化を抑制して
発酵を促進し続ける空間になります。
いきいきペールの中では、善玉菌しか検出されないともいいます。
そのため、
味噌・ヨーグルト・漬物等の発酵食品を作るのに最適とされています。
また、臭いがしないので生ゴミの処理用バケツとしても活用できます。
東京近郊の市町村では、認定商品として生ゴミの収集に採用されているんですよ。
もう少し詳しく解説していきますので、
必要のない方は次の項目に飛んじゃってくださいね!
「抗酸化溶液」とは一体何かといいますと・・・
もともと、北海道白老郡白老町虎杖浜に在住の一級建築士・會田伸一さんが、
建築に使うための土を模索している時に、
偶然、物を腐らせない液体を偶然発見して、
その後の研究により開発された液体状の特殊酵素なんです。
公式サイトでは、他に方表現方法がないため「特殊酵素」と表現しているが、
通常、酵素反応は至適温度・至適pHや水溶媒など条件が限定されると明記されています。
それに対して抗酸化溶液は、建築材だけではなくて、
1,200~1,300℃という高熱で焼くセラミックにおいても、その効果を持続し、
強力かつ長期間にわたり還元反応を発揮し続ける驚異的な酵素なんです。
そのため、一般的な菌・微生物由来の酵素とは一線を画しています。
つまり、抗酸化溶液が引き起こす現象に、
菌・微生物は一切介在していないのです。
抗酸化溶液は、「抗酸化」という名前の通り、
物質の酸化を妨げて、腐敗も雑菌の繁殖もさせません。
さらに、「活性酸素」を消去するため、老化を防ぐこともできます。
病気の90%は活性酵素が原因と言われているので、
これだけでも、どれだけすごいことかわかると思います。
土・水中・空気中には、目に見えないバクテリアがたくさん存在しています。
抗酸化溶液は、そのバクテリアのの善玉菌と悪玉菌のバランスを整えて、
やや善玉菌優性の発酵環境を作るそうです。
酸化 | エネルギーの放出 |
還元 | エネルギーの吸収 |
抗酸化とはつまり、還元力により酸化を防ぐということ。
例えば、空気中の善玉菌が悪玉菌を上回れば物は腐敗しません。
また、ドイツで取り入れられている振動医学というものがあります。
原子・分子・物質の最小単位である素粒子には、
固有の振動(周波数)があります。
振動医学は、この周波数を利用して、共鳴をさせることによって
治療を行うというもの。
抗酸化溶液も、その固有の振動と共鳴によって、
様々な事象・現象を引き起こしていると考えられるそうです。
ちなみに、三浦春馬さんが2010年にTV「メレンゲの気持ち」で
お母様がくれたバケツで、水を入れておくと水道水がマイルドな味になる、と
紹介して話題になった抗酸化バケツがあって・・・
こちらは「エコパラダイスペール」という商品で、
ネット上では「いきいきペール」と同じ、と混同されている記事も多いですが、
似ているけど全く別のメーカーのものでした。
どんな商品がある?
ASK株式会社の抗酸化溶液活用製品には、
色々なものがあるのですが、この記事ではバケツ(容器)を紹介していきます。
「不思議なバケツ」というキャッチコピーのついている、いきいきペール。
見た目は普通のプラスチックのバケツです。
バケツのサイズは2種類。
こちらのサイズは、お味噌を8kgほど仕込むのにピッタリです。
その他、お米を保存するのにも良いサイズです。
このサイズは、常温で保存する野菜(玉ねぎ・じゃがいもなど)に便利です。
他にも、3kgほどのお米の保存や、味噌を仕込むなら4kgがギリギリでした。
お味噌4gだとちょっとかき混ぜづらいので、
3~3.5kgくらいが良いかも知れません、
それから、発酵食品を少し多めに仕込むときにもピッタリです。
この大きさがすごく使えるので、我が家は追加購入を繰り返して、
今では10個くらいあります(笑)
買ってきた野菜の農薬を抜くために一時的に浸けておくのなどにも便利です。
私は野菜を買ってきたらこのバケツに入れて、
テネモスの活性装置・クッキングバンブーをかけています。
最低1個は空の状態で常備しておくと便利です。
他にもいきいきBox Extraという容器の形状をした小さめのサイズもあります。
こちらにはいきいきペールより進化した「新抗酸化溶液」が使用されているそうですよ。
このサイズでは、酵素ジュースを作ったり、塩こうじなどを仕込んだり、
カットした野菜を入れて冷蔵庫で保存するのにもピッタリ。
バケツサイズは冷蔵庫に入れるのは現実的ではないけど、
このいきいきBoxは、冷蔵庫に並べることも出来るので、かなり使えます。
個人的にはもう少し小さいサイズのバリエーションがあったら
絶対買うのになーと思います。
使い方のバリエーション
いきいきペールの活用方法として、
ネット上で調べると色々と出てきます。
用途 | 使い方 | 効果・注意点 |
味噌作り | 大豆:糀:塩(1:1:0.4) | 毎日かきまぜる 1~2ヶ月くらいで完成 |
生ゴミ処理のバケツ | 生ゴミをそのまま入れる | 大きめのものは切る 密封しない 生肉や生魚は加熱処理後に入れる |
米や乾物などの保存 | お米をそのまま入れる | 古米のニオイがトレ、穀ゾウリムシもつかない 保存した米を炊く際は水を少なめにする |
おむつやペットの汚物処理バケツ | 汚物をそのまま入れる | おむつはほとんどにおわず、 ペットのふんは半日程度でにおわなくなる |
ぬか漬けの容器 | ぬか漬けを作る | 1週間位かきまぜなくても大丈夫 |
水 | 水道水をそのまま入れて 2時間程度陽に当てる | カルキ臭だけ抜けてまろやかになる |
酵素ジュース作り | フルーツ:白砂糖:水(1:1:5) | 1日2~3回かき混ぜる |
ヨーグルト作り | 牛乳か豆乳と市販のヨーグルト(大1)と砂糖を入れる | 一晩で善玉エキスのヨーグルトが完成 |
これをヒントに様々な使い方が出来るので、
自分で色々と試してみたい方にも楽しいツールになりますよ!
購入のキッカケ
私が初めていきいきペールを購入したキッカケは、
味噌作りの講座に参加した時に、講師の方がオススメしていたことでした。
味噌を作ると、通常はカビが発生したりして、その部分を捨てることが多いのですが、
いきいきペールで作ると一切カビないよ!と。
プラスチックのバケツなのにちょっと高いし、少し怪しい感じがしたので、
半年くらい、気になっていたけど躊躇していました。
他にも有用微生物群(EM)を使用したプラスチック製品「エンバランス」も
気になっていて、こちらは小さめのタッパーなども展開していたので、
先に「エンバランス」を購入しました。
使用してみて、そのなんとも言えない気持ちよさみたいなものが癖になって。
お味噌を仕込む段階で、いきいきペールの大小2個セットを買ってみたのでした。
正直、デザインなどはあまり垢抜けていないし、
見た目的にそこまで惹かれなかったのも、検討した時間が長引いた理由でした。
ところが・・・
到着して商品を手に取ると、
この素材、気持ちいい!!!と思いました。
もちろん魔法じゃないので、
何を入れてもずっと腐らないと言うわけではありません。
そして、初めて9リットルのバケツで8kgのお味噌を仕込んだ時・・・
表面がめっちゃカビました!(笑)
でもこれは、使い方の注意点を知らなかったことが原因だったのです。
使い方の注意点
商品をよく調べてみると、使い方の注意点があるのですが、
目に入っていなくて、「お味噌がカビないって嘘じゃん!」って思って
使うのを辞めちゃった人がいたら、もったいない。
私も、初めて作った味噌がカビてから、
別にこれじゃなくてもいいのかなーって思っていたんですが、
ある日、「蓋を密封しているとカビるよ」と聞きまして・・・
「え?どういうこと?」っていう。
公式サイトの商品説明をよく見ると、
ふたは密閉する必要はありません。そのまま上に乗せてください。
(密封しない)
と、確かに書いてある!
でも、全然目立たなくて見落としていました。
コレ、かなり大事だと思います。
実際に、蓋を載せるだけにしてから、
一切カビなくなりました。
それから、毎日じゃなくて、時々様子を見てかき混ぜるだけでも、
十分美味しいお味噌が完成しました!
まとめ
コロナの影響で発酵食品が着目されましたよね。
私はもともと発酵食品が好きで色々と手作りしていましたが、
味噌作りってハードルが高くてなかなか手を出せていなかったんです。
それが、初めてのお味噌作りでいきいきペールを使用してから数年・・・
自作のお味噌で作るお味噌の美味しさを経験すると、
もう市販の味噌には戻れない。
それくらい美味しかったんです。
それから、いきいきペールを様々な用途で使用してきましたが、
発酵食品を作るのに欠かせないツールとなっています。
もし発酵食品を作るのに興味を持った方がいたら、
ぜひ使ってみてほしいオススメのツールです。
今後も発酵に関する少しマニアックなお役立ち記事もアップしていきたいと思いますので、
楽しんでいただけたら幸いです。