社内メール作成時の3つのポイント | たったこれだけで劇的に「伝わる」メールになる

  • URLをコピーしました!

仕事で、いまだにメールを1日結構な数、やりとりしていませんか?

個人的には今時もっと便利で効率のいいツールやシステムがたくさんあるのになぁ・・・と思いますが、

郷に入っては郷に従え。

今回は、少しの工夫をするだけで、

劇的に見やすくて「きちんと伝わる」メールが作れるようになるコツを、

惜しみなく公開しちゃいます!

この記事でわかること
  • 伝えたいことが的確に伝わるメールを作るコツ
  • 相手から望む回答を最短で引き出す方法
  • 期限を守ってもらうための工夫
もくじ

伝えたいことは何?

メールって、何か伝えたいことがあって作りますよね?

まず、大前提として、どんなに丁寧に書いた文章も

他人は隅から隅までご丁寧に読んでくれません

チャットと違って、ものすごい長文だったり、カラフルだったり・・・

真っ黒で読みずらいフォントで長文のメールなんて、開いてすぐ、閉じたくなっちゃう。

カラフル過ぎても、いったいどこが要点なのか、よくわからない。

なんなら、スクロールして下の方に要点や〆切が書いてあるなんて、

見過ごしてくれと言わんばかりだと思います。

他の仕事術でも再三お伝えしているけれど、まず「伝えたいことは何?

そう、まず結論から述べましょう

というわけで、私のオススメはこの順番を意識すること。

  • 結論・目的・全体
  • 背景・経緯・理由(説明)
  • 見解・根拠

結論・目的・全体

結論・目的・全体を先に述べる意図は、

  • このメールは何の要件なのか
  • 伝えたいことは何件あるのか
  • 期限があれば、〆切

これをまず先に述べることで、相手はこの後の説明を読む心構えができます。

この後の説明を、読む準備です。

自分に関係がなくCcに入っているとしても、そこだけ見て要点が掴めます。

まず要点を記載して、あとは補足していくようなイメージです。

ここを工夫することで、相手から望む答えを1回で引き出すこともできます。

〆切がある場合

〆切がある場合については、特に工夫をオススメします。

具体的には、

  • マーカーや太字加工をしておく(目立たせる)
  • Statusを「高」にする(確認漏れされないように)
  • 〆切前の日時にアラーム設定をしておく(アラームでリマインド)
  • 日にちだけではなく、時間まで明記する(期限を確実に意識してもらう)

などが有効です。

理由については、()内に記載したとおりです。

事例を挙げていきますね。

例えば、相手に何か確認して知らせてほしい項目がハッキリしている場合、表を埋めてもらう形にすれば、スムーズですよ。

〇〇ご確認のお願いでご連絡いたします。
以下の表にご入力いただき、このメールに返信の形でmm/dd17:00までにご回答をお願いします。

これが表形式じゃなかったら、相手からの回答が不足している場合、

何回もメールをやりとりすることになったりしますからね。

他にも、何点か要件がある場合は、

〇〇ご提出のお願いでご連絡いたします。
以下△点の注意事項をご留意いただき、mm/dd17:00までにご対応をお願いします。

その他のコツ

さらに私がいつも心がけているコツは、

必ずこの結論・目的・全体が、パソコンで見たときのファーストビューでおさまるように意識すること。

これは、テストに出ます!っていうくらい大事です

実際私はたったこれだけで、劇的に相手の〆切厳守率が上がったことを実感していますよ。

要点から述べることのメリットがわかりやすい例を挙げますね。

メールじゃないけど、朝礼などで冒頭に「本日は共有1件、確認2件、相談1件です

と言えば、

相手が「じゃあまず相談から聞こうか」(時間がなければ共有はメールでもいいし)

って感じで効率よく時間が使えます。

イメージ、できましたよね?

背景・経緯・理由(説明)

相手が要点を理解したところで、その背景・経緯・理由などについて説明していきましょう。

これにもコツがあって、まるべく文章で書かないこと。

箇条書きがオススメなんです。

箇条書きのススメ

この〇〇をご提出いただきたい背景には、かくかくしかじか・・・・

忙しい相手ほど、そんな説明、読む気もしないはず。

可能ならば箇条書き、もしくはリスト形式

これが最強です。

この時、階層を揃えたり、手順をハッキリさせておくと、さらに読みやすいですよ。

●お願いしたいこと
1.URLへアクセスし、ファイル「〇〇」をダウンロードしてください
2.「〇〇」へ必要事項を入力してください
 ※参考:URL
3.入力済の「〇〇」をURLへアップロードしてください

もしくは、こんな感じ。

●背景
〇〇が△△で、◇◇の機運が高まってまいりました。
そのため、xx部においても、〇〇のデータを集計しKPI基準を設けることで◇◇への対策を講じて参りたいと考えております。


●提出方法
1.・・・
2.・・・
3.・・・

」などの記号を使って、項目ごとに分けることで、スッキリと読みやすくなりますよ。

根拠・見解

根拠と見解については、連絡する内容が、相手への報告や伝達事項の場合には

入れておいた方がいいと思っています。

マニュアル作成と同じで、

〇〇は△△でした。

って報告するだけじゃ、相手は何を根拠にそう判断したのはわからないですよね。

きちんと根拠や見解を述べておくことで、無駄なやりとりが減ることは明白だと思いますよ。

最後に、結論→経緯→根拠→見解の順番で、文章形式で例を出してみますね。

さきほどの会議でご確認いただいた〇〇について、
結論から申し上げますと、△△でした。

まず、この経緯は・・・。
そして、根拠としては・・・

そのため、〇〇は△△になるかと存じます。

文章だけにするとしても、結論→経緯→根拠→見解の順番で組み立てると、

とても読みやすくなりますよね。

まとめ

冒頭で言った通り、

あなたのメールを隅から隅まで丁寧に読んでくれる人は、滅多にいません!

要点がファーストビューにおさまり、大事なところにパッと目が行く

つまり、直感的に見やすいメールにすることが、一番大事なコツかもしれません。

自分がメールを作成したら、相手の立場に立って、

まっさらな気持ちで読み返してみることをオススメします。

  • 誤字脱字はないか
  • 重複した内容が書かれていないか
  • 削れる言葉はないか
  • 全体を通して読んだときに、一番伝えたいことに目が行くか

などなど

何回も意識して心がけていくことで、スピーディーにわかりやすいメールが作れるようになりますよ!

さぁ、今日もがんばりましょう!

またね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ